ダイエット効果のある魔法のジョギング「LSD」とは?脂肪燃焼に効く走り方を徹底解説

体づくり

ダイエットに取り組む多くの方が、ランニングやウォーキングといった有酸素運動を取り入れています。しかし、頑張っているのに思ったように体重が減らない、疲れすぎて続かない……そんな悩みを抱えていませんか?

本記事では、脂肪燃焼効果が非常に高い「LSD(Long Slow Distance)」という特別なジョギング方法をご紹介します。効率よく体重を落としたい方、無理なく継続したい方、そして運動初心者にもおすすめのトレーニング法です。


1-1. いろんなダイエット法、でも続かない理由は?

現代には、糖質制限やファスティング、HIIT(高強度インターバルトレーニング)など、数多くのダイエット法が存在します。しかし、短期間で体重が減ってもリバウンドしたり、精神的にも身体的にもキツくて続かないことも多いのが現実です。また、一定数体重の減少が見られた後、体重が落ちなくなる停滞期に入りモチベーションが下がってしまい、ダイエットを止めてしまうということも少なくありません。

1-2. ダイエット成功の鍵は「継続」と「効率」

体重を落とすために必要なのは、「継続可能」で「効率的」な運動法。そして、その両方を叶えるのが、今回紹介する「LSDジョギング」なのです。現役時代、私自身も体重管理に悩んだ末、LSDを取り入れることで無理なく減量できた経験があります。
LSDとはどんなダイエット方法なのか紹介していきます。


2-1. LSD(Long Slow Distance)の基本

LSDとは「Long Slow Distance」の略で、「長い距離をゆっくり走る」ジョギング方法です。心拍数をあまり上げず、会話ができる程度のペース(心拍数120〜140前後)で、60分〜90分ほど走り続けるのが一般的です。

2-2. LSDが脂肪を燃やすメカニズム

LSDは有酸素運動の中でも特に脂肪燃焼効果が高く、エネルギーとして脂肪を優先的に使う時間帯を長く保てるのが特徴です。『厚生労働省・運動指針(https://www.mhlw.go.jp/)』『American College of Sports Medicine』の報告によれば、心拍数が最大心拍数の50〜70%に維持された状態での長時間運動が、脂肪酸代謝を高めることが証明されています。

さらに、LSDは毛細血管の増加やミトコンドリア機能の向上にも寄与し、基礎代謝がアップ。脂肪が燃えやすい身体へと変わっていきます。


LSDは基本的に空腹時でも行えますが、脂肪燃焼をさらに効率的にしたい方には、以下のサプリやドリンクの併用がおすすめです。

ファイナルバーン(SAVAS)

カフェイン・L-カルニチン配合で、脂肪のエネルギー転換をサポート。LSD前に飲むと代謝アップ。

VAAM(明治)

アミノ酸系スポーツドリンク。長時間の運動でも疲れにくく、脂肪燃焼に必要なエネルギー供給をサポート。

CLA(共役リノール酸)サプリ

CLAは脂肪の分解と代謝を促す成分として知られ、LSDとの相性抜群。運動習慣とセットで使いたい。


LSDを実施するにあたり、以下のポイントを押さえると、継続的かつ効率よく実施することができます。

4-1. LSDの基本ルール

  • 週に2〜3回が理想的
  • 60分〜90分を目安に
  • 会話ができる程度のスローペースでOK
  • 朝の時間帯に行うと代謝のスイッチが入りやすい

4-2. LSDを成功させるポイント

  • 無理に走らず、ウォーキングからスタートしてもOK
  • 睡眠不足や疲労時は控える
  • 必ず水分補給を忘れずに
  • 心拍数をスマートウォッチなどで管理できるとベスト

私自身、現役時代の減量でLSDを取り入れた際には、まず「疲れないペース」を守ることから始めました。食事制限で体力が削られているときでも、LSDなら続けられ、1〜2週間で4kg以上の減量計画でいつも体重を落としていました。


5-1. 脂肪燃焼効果

長い時間を走ることによって、LSDは体脂肪をエネルギーに変える時間を最大限に引き延ばすため、最も効率的に脂肪を燃焼できます。

5-2. 心肺機能の向上

無理のない運動で肺と心臓の能力が高まり、日常生活も楽になります。心肺機能の強化に繋がり、スポーツのスタミナ強化に役立てることが可能です。

5-3. リラックス効果

一定のリズムで走ることによるセロトニン分泌により、ストレス軽減やメンタル安定にも効果があります。また、「会話ができるペース」というのが特徴のLSD。仲間と一緒に走ることでモチベーションもUPです。

5-4. 筋肉の維持

強度が高すぎないため筋肉の分解を抑えつつ、有酸素運動としての効果を得られます。

5-5. 子どもや運動初心者でも安全に取り組める

激しい運動が難しい方や、スポーツ指導現場でもLSDは基礎体力づくりに用いられるほど、安全で効果的な手法です。怪我で思い切った練習ができなくても低負荷で運動を継続することが可能です。


LSDは、ダイエット初心者からアスリートまで、あらゆる人に適した「続けられる運動」です。脂肪燃焼、代謝アップ、心身のリラックスなど、多くのメリットを持ちつつ、身体への負担は少ない。

現役アスリート時代、食事制限とハードトレーニングに苦しんだ私が、LSDを通して「効率よく体重を落とすことができる」感覚を得られたように、ダイエットをしたいあなたもチャレンジしてみてください。まずは週に1回、30分のスロージョギングからでもOKです。

ダイエット、減量、筋トレ、トレーニング、代謝アップ――そのすべてを支える「LSD」。ぜひあなたの習慣に取り入れて、変化を実感してみましょう。

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