ハプバーに行ってきた話 ~沖縄出張ついでの珍体験~
先日、沖縄への出張がありました。
仕事を終えた夜、帰りの車でスペースをしていた際に、フォロワーさんから

沖縄にきたならハプバーに行かないと!

せっかくだから行かないともったいないよ!
と囃され、ふと「裏垢男子たるもの、ハプニングバーには確かに行ってみたい」という気持ちが芽生えました。
話には聞いたことがあったけど、実際に行ったことは一度もありません。
滅多に来ない出張先というチャンスも相まって、「これは話のネタになるかも」と思い、人生初のハプバーに挑戦することにしました。
ハプバー探し、まずは情報収集から
ハプニングバーに行くのは初めてなので、まずはスマホで情報収集。
スペースに上がっていたフォロワーさんも情報提供していただきました。
沖縄にもいくつか店舗があるらしく、どれも看板や場所が非公開。
事前に調べた口コミやレビューをもとに、評判のお店を選ぶことにしました。
次に店舗に電話をかけ、ルールや料金を確認。

今日はお店は開いていますか?

・・・開いてますよ
と、低くゆっくりとしたトーンで返事がありました。
出張で来ていること、初めてで何もわからないことを伝えると、まずは店に来るように説明されました。
そして、大まかな場所を教えてもらい、最寄りの目印となる建物まで行くよう指示されました。
あくまで場所は非公開。
目印となる場所に到着したら再度電話をかけます。
スタッフさんの案内に従い、静かな路地を歩きながら指示通りに進むと、ついに「看板のない部屋」に到着しました。
看板のない部屋、そしてマスターとの出会い
部屋に入ると、迎えてくれたのは店のマスター。
大柄で渋い雰囲気をまとった男性で、低い声で「いらっしゃい」と出迎えてくれました。
電話の時の印象とは異なり、大柄だけど優しそうな雰囲気の方でした。
入店までの流れは次のとおり
・お店のルール・注意事項の説明
・身分証明書の提示
・スマートフォンなどのデバイスを預ける
まず、お店のルールや注意事項について丁寧な説明がありました。
そして、運転免許証と健康保険証の提示。
これにより、未成年者やトラブルを起こしそうな人を排除しているとのこと。
また、スマートフォンやその他のデバイスはすべて店舗側に預ける必要がありました。
「記録を残さない」という徹底したプライバシー管理が、この世界の基本だそうです。
支払いは、入会料が3,000円で入店料が6,000円。フリードリンク制(一部有料)です。
店内の再度ルールを確認した後、ようやく店内へと案内されました。
時間は閉店までで、一度退出すると再入場不可となります。
また、退店について、閉店前に限り、女性の出待ちを防ぐために、先に女性から退店してもらい、その後に男性が退店する仕組みです。
女性を守る配慮が退店後にもされていることに感心しました。
店内の特別な雰囲気
最初に感じたのは、店内の空気が澄んでいて、ほのかにいい香りがする。
飲食店特有のタバコやお酒の匂いが一切しない。
あとでマスターから聞くと、女性が安心して入店できるための店のこだわりとのこと。
紙巻きタバコは禁止で、喫煙者にはアイコスを貸し出し、衣服や髪にタバコの匂いがつかないようにしているそうです。素敵すぎる。

女性のお客さんへの配慮が伺えるシステムでした
想像していたよりも、店内は落ち着いた雰囲気でした。
ピンクのライトに照らされたムーディーな照明、ゆったりとしたソファ、壁には至る所にコスプレ用の衣装がかけてありました。
違うのは、お店の奥にはレースカーテンで区切られたプレイルーム。

これが例のプレイルームか・・・
そしてカウンターにはお客さんが1人。
プレイルームにはやわらかいクッションマットが引かれて寝転べるスペースとなっていました。
普通のバーというよりは、やはり「特別な空間」というのが正直な感想です。
マスターとの情報交換に花がさく
このマスターとの会話が、何より楽しいひとときでした。
ハプニングバーの歴史や業界の裏話など、知らない世界の話が次々と飛び出しました。
裏垢と風俗業界の共通点や、地域の風俗産業についての話やその歴史など。
さらに、ハプバー初心者向けの豆知識もいろいろ教えてもらいました。
たとえば、ハプニングが起きるのはあくまで「両者の同意の上」であって、無理に何かを求めるべきではないことや、楽しみ方には個人差があることなど。
「ハプニングバーは、ルールの範囲内で自由に楽しむ場所」なんだと感じました。
結局、ハプニングは起きなかったけど…
さて、肝心のハプニングですが――結論を言うと、何も起きませんでした(笑)。
まぁ大体そんなものです(笑)
行った日がど平日だったからタイミングが悪かった。
ただ、初めての場所で、まずは雰囲気を楽しむだけでも十分でしたし、マスターとの会話だけでお自分の経験となって、行ってよかったと感じました。
隣に座っていた男性客とも少し話しましたが、彼は常連さんだった様子。
今回は女性のお客さんがいなかったけど、いる時はちゃんといる、日によってバラバラだと教えてくれました。
ハプバーに行ってみて感じたこと
刺激的な場所かと思いきや、マスターのきめ細やかなポリシーのもと「安心できる空間」を大事にしている、落ち着いた大人の遊び場という印象を受けました。
もちろん、もっと大胆に楽しむ人もいるのでしょうが、今回はマスターとの会話をしっかり堪能できたことに満足しています。
今回、仕事の出張で来ましたが、もしもパートナーさんがいるなら、一緒に行ってみることもありかもしれません。
自分の住んでいる地域や近隣の県にはないハプバー。
次にまた訪れるかどうかは分かりませんが、裏垢男子として夜の店を経験できたことは良かったです。
また次回、沖縄への出張があったら、もう一度リベンジします。次こそハプニングが起きることを願って。
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